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石川県白山市ゲイ出会い体験談
今もバイの僕が、青春真っ盛りの時に女の子より先に男に初めてを捧げてしまった話。 高校生活もあと半分を切り、周りのみんなは部活や勉強、遊びに気合い入れて頑張ってる時に 僕は1人自室で悶々としていた。

『何でもいいからセックスしたい!』

童貞で典型的な現代っ子の僕は、休日になれば朝からエロサイト、 昼飯食いながらエロサイト、 3時のおやつにエロサイト、 夜寝る前にエロサイトという生活を送っていた。

もちろん当時は完璧にノンケだったので股関が塗りつぶされた女性の裸に興奮していた。 デブでも貧乳でも、タメでも熟女でもいいからセックスしたい! そんな欲望を日々膨らませながらの生活だった。

ある日。 お気に入りだったエロサイトの女の子(と、思っていた)が女装男子と知り、ショックを受ける。 素人投稿型の掲示板でおっぱいや下着姿を見せていただけのその子が、 ついに男であるとカミングアウトしたのだ。

僕はショックを受け、悩んだ。 あわよくばメールから仲良くなってヤってしまいたいと思っていたからだ。 悩んで悩んで一発抜いて悩んで悩んで… 悩み疲れた僕は寝た。

僕は寝たら頭がリセットされるタイプの人間。 スッキリされた脳みそで悩んだ結果閃いた。

『男でもかわいいからヤりたい!』

この出来事がきっかけで、僕は男の体に性的な興味を持ち始める。 数ヶ月して、その子とメールのやり取りをしている内に その子が大阪に住んでいる事を知ってどうしようも無いとショックを受けた。 当時の僕は関西なんて外国のように遠い場所と思っていたからだ。 こればかりは悩んでもシコってもどうしようも無かった。

だが新しい性癖を手に入れた僕が女装から男同士の道に入るのに時間はかからなかった。 道端ですぐに求められても柔軟な対応が出来るように、まずはアナルを鍛え始めた。 どうしてそんな考えに行き着いたかは覚えていないが、多分[ゲイ=アナルセックス]という図式が頭にあったんだろう。

アナルを鍛えながらもゲイサイトを漁っていた僕はすぐに1人の男性と知り合い、メールのやり取りをはじめていた。 その時僕のアナルはコーヒー缶くらいなら飲み込めるくらいにまで鍛わっていた。アナル処女のくせに。

彼と会える日が決まり、 最初はお互いに裸でじゃれ会う程度という事で了承。

ついに当日。 おっさんだと言っていたが、まだ小僧の僕には正直30歳から上の違いがわからなかった。 ただドキドキして勃起しっぱなしである。 車の中で不意打ちを食らう。

初キスだった。タバコくせぇ。 別に初キスに特別なこだわりを持ってるわけじゃなかったけど、興奮はMAXだった。 ホテルに入る。 初ホテルである。 別に初ホテルに特別なこだわりを持ってたわけじゃないので、部屋に入ったらソッコー脱がしあった。

脱いだはいいけど童貞の僕はそっからがわからない。 とりあえず相手のちんこをにぎにぎしていたが、我慢出来なくなった彼に誘われてシャワールームへ。 ああ、体を先に洗うのか。と感心していた僕は、肛門に水の流れを感じた。 そっちか!

「お、簡単に入るねえ」 浣腸器具がスムーズに入ったらしい。 彼は自称医者で、なる程確かに手際良い。 いつの間にか腸内洗浄が終わり、 いつの間にか僕はベッドの上でケツを開いていた。

「じゃ、龍之介君の初めてをいただきます♪」 アナルトレーニングした甲斐もあり、スムーズにバラの花は散っていった。 しかし……

気持ちよくなってるのは彼だけで、僕は全く気持ちよく無いのだ。 当たり前である。僕はかれこれひと月程前にゲイというものを知った、言わば初心者。 わかばマークなのだ。 初めてでケツアクメしてたらそれは初めてではない。

「あの…〇〇さん、すいません」 「何だい?」 「ちんこ萎えてきちゃいました」 「入れられる側はそんな物さ。僕は構わないよ♪」 「そうじゃなくて…」 僕も気持ちよくなりたいんです、との旨を彼に説明する。 ケツにちんこ突っ込まれたままね。

偶然にも彼はリバで、 偶然にも彼もアナル洗浄済みだった。 偶然ってすごいね♪ 本当の事を言えば、童貞を男のアナルで捨てる事に少々不満を感じていた。 わかばゲイだった僕の当初の目的は女性とのセックスだったからだ。 百歩譲って大阪の例の女装娘ならまだ満足できたかもしれない。 マジで女の子に見えたから。

でも今僕の目の前でトシに似合わずきれいなピンク色のアナルを晒しているのは何だ。 男だ。 しかもおっさんだ。 いいのか?いいのかこれで童貞捨てて!?

いーんですっ!! 後悔しても躊躇はしない。それが僕。 上記の様な悩みは全く無く、きれいなアナルにインサート。 ケツ論から言えば、かなり気持ちよかった。 ちょっと緩かったけど。

無事に射精した僕は大人の階段を踏み外した事にちょっとだけ後悔しながら、 彼の腕枕でちょっとだけ眠った。